PCR検査基準について
当院では抗原検査を優先して行ないます。
PCR検査基準を示します。詳細は下記をご覧下さい。
原則として医師の判断により決定します。
医学的に必要と判断した状況において検査を施行します。
PCR検査適応となるおおまなか基準としては
- 発症から8時間未満。
- 発症8時間以降で自宅ないし医療機関での抗原検査陰性。
- 発症から8時間以降、濃厚接触者で何れかの抗原検査陰性。
- 発症時間にかかわらず高齢者、リスク因子とされる基礎疾患があり、COVID-19を疑わせる所見がある。
が原則的な対象となります。状況に応じて対応は異なります。濃厚接触者に関しては抗原で出ないと判断した際はPCRを施行します。また上記に該当する場合でも抗原検査を行なうことがあります。
そのためPCR希望で来院された際でも、状況によって医師の判断で抗原検査を施行します。
様々な理由でPCR検査が絶対条件の方はご遠慮下さい。
発症とは発熱、強い咽頭痛、咳嗽、呼吸苦などCOVID-19を疑わせる症状を呈する状態です。
リスク因子は厚生労働省が定める重点観察対象者の条件とします。
・年齢:65歳以上
・SPO2:95%以下
・基礎疾患:糖尿病、透析、免疫不全、悪性腫瘍、BMI≧30、慢性呼吸器疾患(治療中の喘息、COPD、間質性肺炎など)、心血管疾患(心不全、心筋梗塞、弁膜症など)、呼吸苦症状、妊婦、1歳未満児
※「高血圧、高脂血症、喫煙、過去の喘息」は認めない
下記
平素より発熱外来のため当院受診頂きありがとうございます。
PCR検査の応需も多く、遠方から来院される方も多くいらっしゃっておりますが、
5類感染症への引き下げも検討されている中、PCR検査の適応も厳しくなっていくと思われます。
現在抗原検査の精度もあがり、PCR検査とほぼ同等との結果が出ております。
発症時間が間もなければ抗原検査で出ないことも多くありますが、発熱してから8~12時間以上経過していれば、発熱や咽頭痛などの強い症状があるかたは多くは抗原検査で診断がつきます。そのため当院では今後、15-30分ほどで診断が可能な抗原検査を優先的に行ないます。
また自宅において医療用の抗原キット(体外診断用医薬品)を使用いただき、陽性が出た際はそのキットを参考としてCOVID-19の確定診断を行なうことができる(当院での再検査は必要ない)ため、医療用の抗原キットを是非ご活用下さい。